2023年10月下旬・午前11:00頃・晴れ
山麓の農村部の住宅地で電線にジョウビタキ♂(Phoenicurus auroreus)が止まっていました。
早くも冬鳥が渡来する時期になりました。
よく晴れた青空を背景に、鳴いています。
ズームインすると、嘴を開閉する動きと鳴き声が同期していた(リップシンクロ)ので、この個体の鳴き声で間違いありません。
赤い口内が見えました。
ヒッヒッ♪という鳴き声に、聞き慣れない舌打ちのような音が混じっています。
私の耳には濁った舌打ちに聞こえたのですが、図鑑の聞きなしでは「カカカ♪」と記されていました。
例えば『日本の野鳥 さえずり・地鳴き図鑑 ~CDで鳴き声を聴き分ける全152種~』によると、
囀り なのかと思いきや、地鳴きの扱いになっているのは繁殖期ではないからなのでしょう。
なわばりを構え、11月から12月ごろは目立つところにとまって、ヒッ、カカカと鳴く。 地鳴き:ヒッ、カカカ、ヒッカカとかクククと鳴く (p25より引用)渡来直後の縄張り宣言だとすれば
(あるいは♀も同様に鳴くから?)
背後の山林では落葉樹の黄葉、紅葉が進んでいます。
ジョウビタキ♂の鳴き声を声紋解析してみる?
手ブレが酷い動画ですけど、周囲が静かなので、声紋解析には最適です。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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