ページ

2024/07/02

ホンドタヌキ幼獣の群れが互いに追いかけっこや取っ組み合いをして遊び回る昼間の二次林【トレイルカメラ】

 




2023年10月上旬 

シーン1:10/2・午後16:25・気温19℃(@0:00〜) 
ニホンアナグマMeles anakuma)家族が転出した後の旧営巣地に幼獣と思われる1頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)aがやって来ました。 
巣口Lの匂いを嗅いでいたら、別個体bが続けて右から登場しました。 
aは一旦左へ行ってから、すぐにまた走って戻って来ました。 
仲間(b)を追いかけっこ遊びに誘っているようです。 
左から更に別個体cが走ってくると、はしゃぎ回る追いかけっこ遊びが始まりました。 
取り残された個体も走ってついて行きます。 
しばらくすると、4頭目dも合流しました。 


シーン2:10/2・午後16:25(@0:53〜) 
別アングルに設置した監視カメラでもタヌキ幼獣たちの追いかけっこ遊びが撮れていました。 
登場したタヌキはやはり計4頭でした。 
周囲の二次林でカケスが野次馬のように鳴き騒ぐ声♪が聞こえます。 
タヌキがキャン♪と鋭く短く鳴く声も聞こえました。(@1:18〜) 


シーン3:10/4・午後14:05・気温19℃(@1:24〜) 
2頭のタヌキ幼獣が縦列になって獣道を右上奥に走り去りました。 
しばらくすると、更に2頭の別個体が走ったり歩いたりして登場します。 


シーン4:10/6・午後16:58(@1:58〜) 1頭がアナグマの巣口Rに頭を深く突っ込んで中を調べている間に、他の2頭が追いかけっこ遊びを始めて右に消えました。 
巣口Rに居残っていた個体を戻ってきた個体が遊びに誘い、一緒に左へ走り去りました。 


シーン5:10/6・午後16:59・気温14℃(@2:24〜) 
別アングルのトレイルカメラでも記録されていました。 
アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでいた個体が急に独りではしゃいだように駆け回ってから、立ち止まりました。 
左に一旦立ち去ってから、すぐにまた仲間と一緒に戻って来ました。 
アナグマの巣口L付近でタヌキ2頭の格闘遊びが勃発しました。 
相手の毛皮に甘噛みしているようです。 
このとき小声でクゥーンと鳴く声♪が聞こえました。 
2頭が一緒に獣道を右に走り去ると、しばらくしてから別個体が追いかけるように駆け抜けました。 

タヌキの幼獣たちが全力で遊び回る光景は微笑ましいですね。


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正(モノクロ化)を施しています。 
※ タヌキの鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


0 件のコメント:

コメントを投稿