2023年8月上旬・午前11:40頃・晴れ
郊外の団地でキジバト♂(Streptopelia orientalis)が電線に後ろ向きで止まって鳴いていました。
カメラを向けると、振り返って横目で私を見ています。
警戒を解くと羽繕いをしてから、前を向いて再び鳴き始めました。
後ろ姿なので、デデポポー♪と鳴く声量が小さく、リップシンクロも確認できませんでした。
鳴くリズムに合わせて、尾羽を上下しています。
鳴き止むと、電線上で数歩横に歩いてから、かゆい頭を右足で掻きました。
再び鳴き始めたものの、スズメやカワラヒワの鳴く声♪の方が大きいですね。
私がしつこく撮っているので嫌気が差したのか、キジバト♂は電線上をどんどん右に移動し始めました。
初めは横歩きだったのに、綱渡りのように歩くようになりました。
通常の歩行時と同じく、首を前後に振りながら綱渡りしています。
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最後はパタパタと羽ばたいて右へ飛び去りました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
『日本の野鳥さえずり・地鳴き図鑑』を紐解いてキジバトの鳴き声を調べると、
電線やアンテナにとまってデデーポッポと繰り返して鳴き、パタパタパタと飛び立っては翼を広げたまま帆翔する独特のなわばり行動をする。(p8より引用)今回は飛び去ったキジバトを見失ってしまい、縄張り行動の帆翔をしたかどうか不明です。
普通に逃げただけのような気がします。
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