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2024/02/22

川岸でカルガモの雛5羽を見守る♀(野鳥):羽繕い・羽ばたき練習・ストレッチ運動

 

2023年6月中旬・午後14:10頃・晴れ 

街なかを流れる川の岸辺でカルガモAnas zonorhyncha)の親子群を見つけました。 
手前から奥に向かって流れる川の岸近くの浅瀬で5羽の雛が集まり、各々が羽繕いしています。 
そこは幼い雛でも立てるほどの浅い水深です。 
羽繕いの合間にときどき立ち上がって素早く羽ばたくのは、飛翔筋を鍛えるための運動かもしれませんが、カルガモ成鳥でも見られるように、羽繕いの後のルーチンと思われます。 
それから、短い翼を伸ばしたり、片足立ちになって後脚を伸ばしたりして、ストレッチ運動するときもあります。 
水かきのついた足で体の痒い部位を掻く行動も見られました。 
身だしなみを整えると、首を曲げて自分の背中の羽毛に差し込み、休息体勢になりました。
欠伸をしている雛もいます。 

その間、親鳥♀だけが石垣の護岸に上陸して佇み、プールの監視員のように油断なく5羽の雛を見守っています。 
黒い過眼線のおかげで、♀がどこを見ているのか分かりにくいのですが、横目で私を警戒しているようです。 

1羽の雛が母親♀の元へ行こうとしても、石垣の護岸を登れません。 
♀の足元で石垣の隙間を啄んでいるのは、小さな虫を捕食しようとしているのでしょう。 
川面にはアメンボ(種名不詳)が滑走していますが、カルガモの雛たちは捕食しようとせず見送りました。 

兄弟姉妹の群れから1羽だけ離れていた雛鳥が川に戻って嘴を川の水に浸し、羽繕いを始めました。 


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