2023年5月中旬
シーン1・5/20・午前5:44・気温14℃(@0:00〜)日の出時刻は午前04:22。
新機種のトレイルカメラのおかげで、自然光下でニホンアナグマ(Meles anakuma) の体色が撮れていました。
これまでモノクロの暗視映像ばかり見てきたので、なかなか新鮮です。
右手前に巣穴Rが、左奥に巣穴Lがあるのですが、手前に生えた灌木が邪魔で巣穴Lは隠れてよく見えません。
マルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)などの若葉の新緑が鮮やかです。
広場の奥に行ったアナグマが林床にしゃがんで排便していました。
現場で私が探しても、アナグマの溜め糞場がどうしても見つからないのが不思議です。
糞虫の活動が活発なのかな?
タヌキと違ってアナグマはしっかり形に残る固形糞ではなく泥状の下痢便を排泄するからでしょうか。
地面の匂いを嗅いだり体を掻いたりしながら、営巣地(セット)にゆっくり歩いて戻ります。
巣口Rに入りかけたものの、何を躊躇しているのか、念入りに匂いを嗅ぎ回るだけです。
まさか監視カメラを警戒しているのでしょうか?
やがて、トレイルカメラの死角になるよう茂みの背後に隠れてしまいました。
シーン2・5/20・午前5:45・(@1:41〜)
つづきは別アングルの旧機種で撮れた映像に切り替えます。
奥の巣口Rで辺りをキョロキョロ見回してから、座って体をボリボリ掻き始めました。
少し右に移動してから、画面の右端で毛繕いを続けています。
この映像を見る限り、この個体は首筋に白斑が無いのでヘルパー♂のようです。
※ 後半は編集時に自動色調補正を施しています。
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