2023年3月上旬・午後20:55・気温-1℃
河畔林で笹薮に囲まれた溜め糞場rpを自動撮影カメラで見張っていると、ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が2頭同時に現れました。
私には性別を見分けられませんが、♀♂ペアだと思われます。
(ちなみに、2時間15分前には単独個体が溜め糞場rpをチェックしに来ていました。)
動画の冒頭から1頭aが西を向いて排便中でした。
便秘なのか、排便体勢のまま長引いています。
右へ少しずれたので排便を諦めたのかと思いきや、左で待機していたパートナーbが待ち切れなくなったようで、ペアで仲良く並んで排便を始めました。
(bは南西を向いて排便。)
bは脱糞しながら、なぜかaと溜め糞の間に強引に割り込みました。
その結果、脱糞中のパートナーaの肛門が自分の右肩に触れているのに気にしません。
たまたまかもしれませんが、初めて見る行動です。
我々ヒトの感覚では不潔な異常性癖?に見えます。
aがbの体に尻を擦り付けて積極的に匂い付けしたのではなく、bが自ら好んでaに匂い付けしてもらったように見えました。
早春の発情期と関係あるとしたら、互いに匂い付けするアロマーキングで絆を強めているのかもしれません。 (深読みし過ぎかな?)
a、bの順で排便を終えると、パートナーを待たずに右(奥)の残雪を横切って立ち去りました。
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