前回の記事:▶ 秋の林床で餌を探し回るニホンリス【トレイルカメラ】
2022年11月中旬・午前6:18・気温2℃
泥汚れの付いたカラマツの背後の斜面から這うように横に生えた(多雪地帯の山林に特有の樹形)リョウブ灌木の枝にリスは座っていました。
全身像は見せてくれず、そのままカラマツの幹の背後に姿を消しました。
もしかすると、カラマツの木に登ったのかもしれません。
あまり面白い動画ではありませんが、この時期の雑木林にリスが生息していることの証拠映像となります。
給餌場に私が置いたオニグルミの堅果は、数日前には既に夜行性の野ネズミによって全て持ち去られた後でした。
昼行性のリスがクルミの実を貯食するために給餌場に通う様子を撮りたかったのですが、残念です。
今後の反省としては、地上ではなく樹上にリス専用の餌場を作った上で、「ネズミ返し」を設置する必要がありそうです。
遂に早朝の最低気温が4℃を下回りました。
じきに最低気温が零下になるでしょう。
こんな低温でもしっかり起動してくれるトレイルカメラに感動します。
生身の動物カメラマンが晩秋の山中でブラインドに徹夜で隠れ、夜明けにリスの映像を撮って来い!と命じられたら…と想像すると、かなり過酷なミッションになります。
つづく→
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