2022年7月中旬・午前10:45頃・晴れ(雨上がり)
里山のスギ植林地から伐採した木を運び出す準備のために、林道に敷かれた砂利が最近になってローラー車で締め固められました。
雨上がりの砂利道でキバネセセリ♂(Bibasis aqulina chrysaeglia)が低く飛び回り、忙しなく離着陸を繰り返しています。
どうやら、あちこちで砂利を味見しているようです。
私が近づくと飛んで逃げるものの、すぐにまた路上に舞い降りて吸水再開。
ようやく気に入った味のする小石を見つけたようで、延々と舐め始めました。
黒くて丸い小石の表面に薄っすらと泥が付着しています。
その上に乗って口吻を伸ばし、表面を舐めています。
ときどき腹部を前屈して、透明な液体を足元にかけました。
これはキバネセセリに特有の「吸い戻し」行動です。
自分の尿で泥を溶かしながら、ミネラル成分(塩分)を摂取しているのです。
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