2022年10月中旬・午後17:55頃・気温13℃
日が暮れて間もなく、里山の杉林道にニホンカモシカ(Capricornis crispus)がやって来ました。
ちなみに、日の入り時刻は午後17:11。
左から来たカモシカが立ち止まり、右後脚を持ち上げて右耳の裏を蹄で器用にゴシゴシと掻いています。
私がこんなポーズを真似しても足が耳に届きませんし、体のあちこちが攣りそうです。
痒い耳裏を掻き終わると頭を激しく振り、舌をペロペロと出し入れしました。
すっきりしたカモシカはそのまま林道を横切ると、スギの木の右下に自生するコシアブラの幼木の枝葉に顔を擦りつけました。
眼下腺マーキングが済むと、林道を右に立ち去りました。
この個体は今回、林道の脇から突き出したスギの落枝には眼下腺マーキングをしなかったようです。
(なぜかトレイルカメラの起動が遅れて撮り損ねたという可能性も無くはありませんが…。)
カモシカの個体識別ができるようになれば、匂い付けの対象物の違いについても、何か理由が掴めるかもしれません。
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