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2023/03/26

ヌスビトハギの節果がマジックテープのように服に付着する様を実演してみる(ひっつき虫)【動物散布型の種子】

 

2022年9月下旬・午前11:30頃・晴れ 

山林の下草として咲いていたヌスビトハギの花が散り、節果が熟してきました。 
その表面はザラザラしており、鈎状の微細な突起に覆われているのだそうです。 
野山を歩く我々の衣服や靴にペタペタと付着して遠くに運ばれます。 
つまり、ヌスビトハギの実は俗に言う「ひっつき虫」の一種で、その種子散布の様式は動物散布型です。
マジックテープ(面ファスナー)のように衣服に付着する様子を実演してみました。 
採取した節果をバラバラに分離してからTシャツの腹に付けてみると、粘着して落ちません。
通りすがりの動物や鳥の体表に強固に付着するのではなく、ペリペリと簡単に剥がれる点もポイントです。 

※ 動画の冒頭に、ヌスビトハギの蝶形花を撮った写真(9月上旬)のスライドショーを追加しました。

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