前回の記事:▶ ハネフリバエ科Euxesta属の一種がタヌキの糞を舐め、肉食性ハネカクシ類から逃げ回る
里山で廃道状態の細い山道にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残したと思われる溜め糞場fでキンバエの仲間(種名不詳)が群がり、泥状の獣糞から吸汁していました。
真夏の強い日射しを浴びて緑や青の金属光沢に輝き、マクロレンズで接写するとなかなか綺麗です。(「掃き溜めに鶴」)
このハエの名前を見分けられる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
獣糞上で肉食性のアカバトガリオオズハネカクシ(旧名アカバハネカクシ;Platydracus brevicornis)がハエ成虫を狩ろうと追い回すものの、逃げられてばかりです。
狩りの失敗シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
反射神経と敏捷性に優れるハエは易々と飛び去り、虎口を逃れています。
ハネカクシは獲物を闇雲に追いかけずにじっと待ち伏せする方が良い気がするのですけど、ハエの成虫を襲って狩りに成功することがあるのでしょうか?
専らハエの幼虫(ウジ虫)を襲って捕食するのかな?
だとすれば、獣糞に産卵してくれるハエ♀を追い散らすのは得策ではありません。
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