2021年5月下旬・午後16:00頃・晴れ
郊外の道端に設置された道路標識の支柱となっている丸いパイプ(直径9cm)の開放端にスズメ(Passer montanus)の巣を見つけました。
私が歩道を通りかかった際にチュンチュン♪と雛が賑やかに鳴く声で気づいたのです。
巣口から2羽のスズメ雛鳥の姿が見えました。
(巣の奥にもっと多くの雛が隠れているかもしれません。)
雛が奥に引っ込んで見えなくなるときもあるのですが(カメラに気づいて警戒?)、そのシーンは編集でカットしてあります。
親鳥が給餌に来るまで雛は巣内で留守番しています。
巣材の枯草や藁、ビニール紐などが詰め込まれていて、その一部が巣口から少し飛び出ています。
行き先地名を表示する標識の看板が西向き(正確には北西)なので、夕方になると西日を浴びて巣内の温度が上がりそうです。
春先は暖かくてスズメの育雛には好都合かもしれませんが、夏になると耐え難い暑さになりそうな気がします。
ラストシーンでは、親鳥の帰りを待つ雛が嘴をパクパク動かしています。
嘴についた食べ残しが気になるのか、目の前を飛び回る微小な昆虫を捕食しようとしているのかな?
巣口に付着した食べ残しを啄みました。
※ 動画編集時に逆光補正を施しています。
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