2020年11月中旬・午後14:35頃・くもり
山間部の道端の草むらでハシボソガラス(Corvus corone)が長々と採食していました。
枯れかけた背の低い雑草を嘴でかき分けながら何か小さい物を啄んでいます。
どうやら何か草の実(種子?)を啄んでいるようです。
手前に生えたアメリカセンダングサのせいで肝心のカラスにピントがしっかり合いません…。
横の車道を車が通りかかる度にカラスは逃げ腰になるものの、同じ場所で採食を続けています。
人馴れした個体なのか、それともよほど魅力的な餌がそこにあって執着しているのでしょう。
撮影中はてっきりアメリカセンダングサの種子を拾い食いしているのかと予想したのですが、よくよく考えてみると、アメリカセンダングサの種子は動物散布型(いわゆる「ひっつき虫」)ですから、地面に数多く落ちているはずがありません。
あんなに鋭い棘があって喉越しが悪そうな種子をカラスが好んで食べるとも思えません。
ハシボソガラスは途中で草むらを離れて近くに立っているコンクリート電柱の辺りで続けざまに何か虫を捕食しました。(@1:16および@1:26)
再び道端の草むらに戻って採食を再開。
どうしても採食メニューが知りたくなった私が動画を撮りながら歩いてカラスに近づくと、食事を中断し飛んで逃げて行きました。
現場検証するとカナムグラが地面に生えていたので、その種子を食べていたのかもしれません。
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