2020年4月下旬・午後15:45頃・晴れ
郊外の住宅地の庭でカワラヒワ♂(Carduelis sinica)が何かをしていたので私がカメラを向けると、警戒して近くの庭木(樹種不明)の枝先に避難しました。
私がフリーズしてしばらく待つと警戒を解いてくれ、民家の裏庭に舞い戻ってくれました。
砂利に覆われた狭い庭には春の雑草が疎らに生え始めています。
カワラヒワ♂は草の種子を啄んで食べ始めました。
動画をよく見ると、花が咲き終わって倒伏したタンポポの実を嘴でほぐして種子を食べているようです。
カワラヒワは種子食性ですが、冠毛が未発達の未熟な種子も食べるとは徹底してますね。
私の方をちらちらと見て警戒しつつも、一箇所に居座ってひたすら食べ続けています。
完食する前に満腹になったのか、庭を徘徊し始めました。
私の視線を嫌い、最後はラッパスイセンの白い花が咲いている群落の背後に隠れてしまいました。
撮影中は採食メニューがよく分かりませんでした。
直後に現場検証しようと思ったのですけど、他人様の敷地に勝手に踏み込む訳にはいきません。
仕方がないので、横の公道から庭に生えた目ぼしい雑草の写真を撮りまくって帰りました。
しかし映像をじっくり見直したら、キク科植物の黄色い花、おそらくセイヨウタンポポだろうと判明しました。
食事中のカワラヒワ♂の背後にオニノゲシと思われる鋸歯が鋭い若葉が生えていますが、花が咲き終わるには未だ時期が早いだろうと考え、除外しました。
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