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冬の土手で採食するオナガガモ♀♂の群れ(冬の野鳥)
2020年1月上旬・午後14:50頃・くもり
川岸の土手にオナガガモ♀♂(Anas acuta)の大群が集まり、採食していました。
陸上での採食シーンを見るのは初めてです。
冬なので、堤防を覆っていた芝や雑草はほとんど茶色に枯れています。
オナガガモの嘴の動きを見ると、枯れた草そのものをちぎって食べているのではなく、その隙間に落ちた草の種子を食べているようです。
しかし、どうして群れが散開せずに局所的に集まっているのでしょう?
誰かが土手に籾米や雑穀などを撒いて給餌(餌付け)したのかな?と疑ってしまいます。
続々と集まってくると大騒ぎになり、あちこちで小競り合いが勃発しました。
♂同士、♀同士が嘴でつついて近くの相手を追い払っています。
餌場で個体密度が高まり、気が立っているようです。
異性への攻撃が見られなかった点が興味深く思いました。
(私が見逃しただけかもしれないので、もし映像で見つけたら教えてください。)
しばらくすると群れが通行人を警戒し、川に向かって一斉に走り出しました。
そのまま逃げて川に入水する個体もいます。
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