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ライバル♂を♀から遠ざけるマガモ♂(冬の野鳥)
2019年12月下旬・午後15:56・くもり
夕方の川面にマガモ(Anas platyrhynchos)の♀♂ペアが2組浮いています。
♂は♀をガードするようにぴったり寄り添っています。
ライバル♂に♀が寝取られないよう厳重に配偶者防衛しているのでしょう。
♀aの横でガードしている♂aが、少し離れた所でのんびり羽繕いしていた単独♂bにスーッと向かって行き、相手♂bの尻を横から嘴で軽く突く素振りをしました。
大騒ぎするほどの攻撃ではありませんが、♂aに牽制された♂bは反撃せずにさりげなくその場を離れます。
その結果、むしろ♂bが♀aに近づいてしまったので、♂aは♀aの方へ慌てて戻りました。
社会的距離をあれほど保っていても嫉妬深い♂から牽制されるとは、ちょっと驚きでした。
たまたま虫の居所が悪かったのでしょうか?
それでもマガモは日が暮れると群れで集まって(カルガモとの混群)寝るはずなので、昼間よりも攻撃性や排他性が次第に低下すると思われます。
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