ページ

2020/01/10

コミスジの求愛飛翔?



2019年8月下旬・午後12:37

河畔林の横に開けた日当たりの良い草地でコミスジNeptis sappho)と思しき2頭の蝶が乱舞のように激しく飛び回っていました。
翅には白黒の模様があり、羽ばたくテンポが遅い独特の飛翔です。
この日は日差しが強くて、動画では翅の色が白飛びしてしまい、肝心の蝶にピントが合っていません。

(コミスジは)パタパタと数回羽ばたき、数秒ほど翅を水平に開いて滑空する特徴的な飛び方をする。(wikipediaより引用)

この広場はカナムグラという蔓植物の群落で一面が覆われていました。
カナムグラはキタテハ幼虫の食草として知られますが、コミスジには関係ありません。
コミスジの幼虫は、クズ、ハギ、フジ、ニセアカシアなどのマメ科植物を食べて育つのだそうです。

飛び回る2頭の性別を見分けられないので定かではありませんが、なんとなく♂同士の縄張り争いではなく、♂が♀を交尾に誘う求愛飛翔だと思います。
いずれ着陸・静止した際に同定用の写真を撮るつもりでしたが、残念ながら飛び去って見失いました。

2頭の乱舞を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:03〜)


コミスジ?2@飛翔乱舞
コミスジ?2@飛翔乱舞

0 件のコメント:

コメントを投稿