2019年7月下旬
池畔にそびえ立つハリギリ(別名センノキ)の大木で花が満開に咲いていました。
どんな昆虫が来るのか興味を持って対岸から見ていると、キムネクマバチ(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷で、性別は不明です。
花にしっかり着地したものの、あまり採餌せずに飛び去りました。
残念ながらすぐに見失い、戻って来てくれませんでした。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
他には蝶も見かけたのですけど、忙しなく飛び回るために撮り損ねました。
余談ですが、林将之『葉っぱはなぜこんな形なのか?:植物の生きる戦略と森の生態系を考える』を読んでいたら、ハリギリについて面白いことが書いてありました。
ハリギリは林冠に達する高木でありながら、大型の葉をもつ珍しい木。(中略)ハリギリは切れ込みを入れることで強風対策をしていると考えられる。 (p96より引用)
クマバチ@ハリギリ訪花 |
ハリギリ花 |
ハリギリ花 |
ハリギリ花・全景 |
ハリギリ花・全景 |
ハリギリ幹(樹皮) |
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