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2018/12/30

性フェロモンを放出するオビガ♀(蛾)のコーリング行動



オビガ(蛾)の飼育記録2018年#12


2018年9月下旬・室温22.9℃、湿度55%

▼前回の記事
羽化後に蛹便を排泄するオビガ♀e【蛾:HD動画&ハイスピード動画】

羽化したオビガ♀e(Apha aequalis)の初飛行を動画に撮りたくて何度もつついてみたのですけど、止まり木から無様に落ちたり下でバタバタと暴れたりするだけなので、体力の消耗を避けるために諦めました。

しばらくすると、卓上のティッシュペーパーの上に静止していたオビガ♀がコーリングを始めたことに気づきました。
翅を開いて、腹端が露出した姿勢になっています。
その腹端から性フェロモンを放出する誘引腺と呼ばれる袋を出し入れしていました。
しかしヒトの嗅覚では何も匂いは感じません。
オビガ♀の誘引腺は、腹部に密生する毛と同じく濃い黄色でした。

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クワコ♀(蛾)の羽化と性フェロモン放出


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→#13:オビガ♀(蛾)のコーリング行動:性フェロモン放出【10倍速映像】


オビガ♀e(蛾)腹端:誘引腺@コーリング:性フェロモン放出
オビガ♀e(蛾)腹端:誘引腺@コーリング:性フェロモン放出
オビガ♀e(蛾)腹面@コーリング:性フェロモン放出

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