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タニウツギの花で盗蜜するクマバチ♂
2016年5月中旬
未だ満開ではないのですが、ようやく里山に咲き始めたタニウツギの灌木でキムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)がせっせと訪花していました。
一瞬見えた顔が白く複眼が大きく発達していることから、雄蜂ですね。
採餌行動をよく見ると、体が大きいため狭い花筒の中に潜り込んで正当訪花するのではなく、花筒の根元を外から噛んで穿孔盗蜜しています。
植物の立場からしてみると、盗蜜する蜂は受粉を助けてくれないので花蜜を盗まれ損です。
クマバチ♀の盗蜜は珍しくありませんが、雄蜂と見分けた上で盗蜜を撮影できたのは初めてです♪
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