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2015/04/14

倒木で寄主を探索するキスジクチキヒメバチ?♀



2014年6月下旬

里山(雑木林)の山道に転がっていた倒木で、長い産卵管を有する寄生蜂(ヒメバチ科?)を見つけました。
朽ちた倒木の表面を触角で探りつつ歩き回っているので、おそらく寄主探索行動でしょう。
長い産卵管を突き立てて産卵するシーンを期待したのですが、空振りに終わりました。
後半、不意に飛び立つもホバリングしてから元の倒木に戻りました。
少し休息しただけで飛び去ってしまい、採集の機会を逸しました。

うろ覚えの記憶から現場ではキアシオナガトガリヒメバチ♀(Acroricnus ambulator ambulator)かと思ったのですが、『ハチハンドブック』の写真と見比べた限りではキスジクチキヒメバチ♀(Cnastis vulgaris)と似ている気がしました。(ヒメバチの掲載種数が少ない上に、私の写真は動画のスナップショットしか無くてやや不鮮明なので、あてになりません)
だとすれば、寄主はカミキリムシの幼虫なのだそうです。



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