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2014/04/21

カメバヒキオコシを訪花するトラマルハナバチ♀



2013年9月下旬

鎮守の森(杉林)の暗い林床に咲いたカメバヒキオコシ?をトラマルハナバチ♀(Bombus diversus diversus)が訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
同一個体がトリカブトの群落でも訪花していました。

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【追記】
鈴木和雄『蜜を盗むハチーマルハナバチの盗蜜行動』によると、
 盗蜜といっても「窃盗」の場合は、じつは微妙で、送粉者と盗蜜者の境ははっきりせず、送粉への寄与にはさまざまな段階があります。たとえば、長い口吻をもった送粉者が、蜜源の浅い植物の花を訪花したときにある程度の送粉を行なっている場合があるからです。(中略)カメバヒキオコシに口吻がかなり長いトラマルハナバチが訪花しても、結実に充分な送粉が行われていました。こうした例もあるので、蜜源までの深さと口吻長が一致していないからといって、盗蜜と早急に判断することはできません。(ポピュラーサイエンス『動物たちの気になる行動(1)食う・住む・生きる篇』p72より引用)




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