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ニホンザルが雪道で食べ歩き
2013年1月下旬
林道を続々と遊動する野生ニホンザルの群れと出会いました。
深雪のラッセルは体力を消耗するので誰しもやりたがりません。
必然的に一列縦隊になり、先行する個体の踏み跡をついて歩きます。
気になったのは、口に何かを咥えたまま横切った成獣の個体です。
撮影中は雪玉?と思ったのですが、落ち着いて見直すとなぜかエリンギにそっくりです。
(まさか本当にエリンギのはずはないでしょうけど…。)
樹皮や朽木の欠片なのか、サルノコシカケなどキノコの一種でしょうか?
斜面のすぐ下が集落なので、里に下りて何か悪さしてきた(盗み食いしてきた)可能性もあります。
猿は一時的に餌を頬袋に貯め込むこともできるはずですが、口に咥えて持ち運ぶこともあるのですね。
頬袋は既にパンパンなのでしょうか。
静かなコンタクトコール(群れのメンバー間の鳴き交わし)が断続的に聞こえてきます。
一番最後に登場する個体は♂ですかね?
股間にちらちらと立派な睾丸が見える気がしますし、歩く振る舞いがいかにも堂々としています。
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