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2013/04/09

ニホンザルが雪道で食べ歩き



2013年1月下旬

林道を続々と遊動する野生ニホンザルの群れと出会いました。
深雪のラッセルは体力を消耗するので誰しもやりたがりません。
必然的に一列縦隊になり、先行する個体の踏み跡をついて歩きます。

気になったのは、口に何かを咥えたまま横切った成獣の個体です。
撮影中は雪玉?と思ったのですが、落ち着いて見直すとなぜかエリンギにそっくりです。

(まさか本当にエリンギのはずはないでしょうけど…。)
樹皮や朽木の欠片なのか、サルノコシカケなどキノコの一種でしょうか?
斜面のすぐ下が集落なので、里に下りて何か悪さしてきた(盗み食いしてきた)可能性もあります。
猿は一時的に餌を頬袋に貯め込むこともできるはずですが、口に咥えて持ち運ぶこともあるのですね。

頬袋は既にパンパンなのでしょうか。

静かなコンタクトコール(群れのメンバー間の鳴き交わし)が断続的に聞こえてきます。

一番最後に登場する個体は♂ですかね?
股間にちらちらと立派な睾丸が見える気がしますし、歩く振る舞いがいかにも堂々としています。




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