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雪を掘るハシボソガラス【冬の野鳥】
2012年12月下旬
住宅地の電線から路上に一羽のハシボソガラス(Corvus corone)が舞い降りました。
なぜか電柱横の新雪を嘴で掘り返し始めました。
穴掘りに脚は使わず、嘴で雪を左右に掻き分けています。
地面の枯れ草が露出するまで雪を掘っています。
雪を直接食べる摂食行動でもありませんし、餌を隠す貯食行動でもなさそうです。
特定の場所に執着しているようですし、探し物でしょうか?
雪の下に何か餌となる虫が越冬しているのかな?
雪が積もる前に隠しておいた餌(貯食)を取りに来たのかもしれません。
直前の行動をよく見ていないのですが、もし賢いカラスの有名な「くるみ割り行動」(堅いクルミの実を空から舗装路に投げ落として割る)をしていたのだとすれば、転がって道端の雪の中に埋もれてしまったクルミを探している可能性もあります。
難しく考えなくても、単なる雪遊びなのかな?
ヒトの雪かき行動を真似して遊んでいたりして。
さんざん雪を散らかしてから気が済んだ(諦めた?)のか、カラスはとことこ歩いて舗装路に出てから飛び立ち、民家の屋根に止まりました。
失せ物出ず?
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