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2012/03/22

タケカレハ(蛾)終齢幼虫のオシッコ排泄



2012年3月上旬・室温18℃
タケカレハ幼虫の飼育記録

前日から絶食しているタケカレハEuthrix albomaculata directa)終齢幼虫a(体長74mm)が固形の糞を出し尽した後に、無色透明な液体をポタポタと排泄しました。
飼育容器の底に水たまりが出来るほどの量です。
初めて見るとびっくりしますが、この排尿は繭を紡ぎ蛹となるための準備です。
以前飼っていたクワコ終齢幼虫は営繭の最中に同様の排尿行動が見られましたが、今回のタケカレハ幼虫は営繭の前日でした。
本当は尿ではなく下痢便(水様便)と記すのが正しいのかもしれません。
これほど大量の水分を摂取していたとは驚きです。
食草が萎れないようにときどき霧吹きしていました。

通常の排便の際は尾端を左右に曲げたりしないのですが、このときは自らの体を排泄物で汚さないように注意しているのかもしれません(カマキリもこれをやります)。


翌朝からいよいよ繭を紡ぎ始めました→つづく


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