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ニホンザルが樹上で排便し、雪山を登る
2012年1月下旬
大雪が降りしきる中、スノーシューを履いて雪道を登っていると、遠くからサルの叫び声が聞こえてきました。
辺りを見渡すと、谷(車道※)を挟んで向こう側の急斜面にニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れを発見。
(映像はここから。)
斜面に生えた立ち木の枝に一頭の猿が腰かけています。
樹上でモリモリっと糞を排泄しました(@00:15)。
ズームアウトしたら折悪しく猿が木から下りたようです。
木から下りた猿は群れを追って、雪と潅木で覆われた急斜面を登り始めました。
ラッセルの途中で立ち止まって振り返り、私と目が合いました。
軽快な足取りで登って行きます。
私も群れを追跡しようと、急いで林道をラッセルして少し駆け上がりました。
息せき切って谷の向こう側を振り返ると、一頭のニホンザルが雪の斜面を登り、子猿?が樹上で休んでいました。
※ 同じ日の帰りにこの車道に戻って調べると、雪面の足跡からニホンザルは車道を横断して除雪された絶壁をよじ登って山に入ったことが分かりました。
群れの遊動域が車道で分断されているようで、気の毒な状況です。
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