平地の川べりの湿地帯にて、若い柳の樹上に野鳥の古巣を見つけました。
地上からの高さは190cm、巣の外径は約13cm。
お椀型の巣の中は柳の落ち葉が少しあるだけで空っぽでした。
中に卵や雛は残っておらず、時期的にも巣立ち後の古巣と思われます。
古巣をそっと持ち上げると枝の又からすっぽり抜けました。
持ち帰ると部屋に虫が湧きそうな気がしたので、写真に撮っただけです。
図書室で調べた鳥の巣図鑑によると、オナガ(Cyanopica cyana)は産座の巣材に苔を使うのが特徴らしい。
今回の巣ではこの点どうだったか、よく観察していませんでした。
鳥屋さんの掲示板にお邪魔して質問してみたところ、オナガの巣で良さそうとのことでした。
(今日は珍しく動画ネタではありません。)
【追記】
オナガの繁殖期は5月から9月。
『オシドリは浮気をしないのか:鳥類学への招待』p143より
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