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イチモンジチョウ成虫の羽化
2007年6月上旬
飼育していたイチモンジチョウ(Limenitis camilla)が6/2朝に羽化しました(室温24℃)。
蛹の変態期間は9日でした。
蛹からの脱出は見逃したものの、翅伸展は思ったよりもあっという間でした。
本当は羽化の過程を微速度撮影したかったのですけど、準備が間に合いませんでした。
タテハチョウ科は前脚が退化しており、一見すると昆虫なのに四本脚に見えます。
ゼンマイ状の口吻はもともと左右二本に別れており(二枚舌)、これをクルクルと曲げ伸ばしする内に何時の間にかジッパーのように繋がり一本の管になります(生き物の不思議に舌を巻きます)。
幾つになっても昆虫の変態・羽化を目の当たりにすると深い感動を覚えます。
(シリーズ完)
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