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2011/03/29

ミールワームによるニワトリ骨のクリーニング実験



2007年4月中旬

鳥や動物の骨格標本を作るテクニックの一つにミールワーム(チャイロコメノゴミムシダマシ幼虫;Tenebrio molitor)を使う方法があるそうです。
骨に付着した肉片を隅々まできれいに食べて掃除してくれるらしい。
鶏の水炊きを食べた後の骨を材料に実験開始。
使った手羽元(ウィングスティック)の骨は肩から肘の上腕骨
(ちなみに手羽先は肘から先の部分です。)
予想に反して、与えた途端にミールワームが殺到するようなことはありませんでした。 


一晩置いたら骨の両端に群がって軟骨を齧っていました。
途中経過を調べるために取り出した骨を水洗いしてから写真に撮ります。
腐敗臭ではないが、骨髄から漂う血の匂いが少し生臭い。
専門サイトで読んだ通り、骨を水で濡らした方が食い付きが良いようです。
初めから濡らして与えれば時間短縮できたと思います。
まさに骨の髄までしゃぶり尽くします。


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