ページ

2011/03/03

キボシアシナガバチ新女王の羽化



2008年9月上旬

キボシアシナガバチPolistes nipponensis)巣の定点観察。
定点観察中の巣dをしばらくぶりに見に行ったら、なんと新女王が一気に羽化していました。
在巣の個体を数えてみると♀25、♂1。
構成員の性比が一気に逆転しました。
羽化後もしばらくは巣で休むらしい。
明らかにワーカーが少ないようですが、これだけ多くの新女王を養えるのだろうか? 
直射日光を嫌い、日陰となる巣の下面に集まっています。
扇風行動も見られました(気温27℃)。
日が陰ると巣の上部に移動して休みました。
これで創設女王は無事に役目を全うし、しっかり次世代を残したことになります。

つづく→シリーズ#51

0 件のコメント:

コメントを投稿