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続続々・ヒメスズメバチvsキアシナガバチ
2009年9月中旬
一週間ぶりの定点観察。
在巣のキアシナガバチ(Polistes rothneyi)成虫は減っているようですが、カウントしていません。
またしてもヒメスズメバチ(Vespa ducalis pulchra)が飛来し、近くの軒下に止まってキアシナガバチの巣の様子を窺っています。
個体識別のマーキング(白)が背中に無いので、このヒメスズメバチは別個体と判明。
巣に着陸したヒメスズメバチは在巣のキアシナガバチを追い散らしながら早足で巣を一回り点検しただけですぐに離巣しました。
再度巣にタッチダウンするも、すぐに飛び去りました。
獲物となる蛹の発育状況を確認しに来たようですが、育房は空き部屋ばかりでもう蛹は残っていませんでした。
ヒメスズメバチはアシナガバチの成虫を狩りの対象にすることはありません。
収穫の時期を見計らって農村を襲う野武士よりもたちが悪いですけど、キアシナガバチは巣を守ろうともせず諦め切っている様子。
無事に育った生殖虫(新女王と雄蜂)の歩留まりはどの位なのだろう?
つづく→シリーズ#31
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