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2011/02/23

クモ運搬で迷子になったヒメベッコウ・後編



2008年8月下旬
前編からのつづき)

ヒメクモバチ♀(旧名ヒメベッコウ)の仲間の邪魔にならないように接写を止めて少し離れた位置から望遠で狙うようにしたら無事に帰巣・貯食しました。
育房内にクモを上向きに搬入したようです。
蜂が落ち着いてからまた近付いても獲物を再び運び出すことはありませんでした。
クモバチ(ベッコウバチ)の重労働を初めて目の当たりにして感動! 


留守中に手鏡を使うと育房内に貯食したばかりのクモ(無紋フクログモの仲間とのこと)の顔が見えました。
ヒメベッコウの仲間は一括給餌を行い、貯食・産卵後は育房を閉じます。 
しばしの休憩(産卵?)後、♀bは再び狩りに出撃しました。




同一個体の♀bが以前、巣材集めする際も帰巣まで壁面で道に迷っていたので、その理由を幾つか考えてみました。 
  1. 巣の位置をよく覚えていない? 本種は記憶力が悪い?
  2. 蜂の後をしつこく追いかけて動画を撮り続ける人間の存在が気に入らない? 意図的に追跡者(寄生バエなど)を巻こうとしている?
  3. 近くでカメラを構えた私の体が蜂の視界(壁とは反対側の)を塞いでいるため、巣の周りでマクロな目印が分からなくなっている? 

蜂屋のヒゲおやじ氏に相談したところ、上記(3)の可能性が高いそうです。
視覚だけに頼らず、フェロモンで自分の巣の周りに道標を付けたら良いのに(アリ方式)。 


(つづく→シリーズ#9

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