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イラガの繭を割って食べるアカゲラ【冬の野鳥】
2010年1月上旬
アカゲラ♀(Dendrocopos major)がケヤキの細い枝先にぶら下がり、嘴で頻りに何かを突付いていました。
よく見るとイラガ(Monema flavescens)の繭でした。
不安定な足場に苦労した挙句ようやく繭を突き破ると、中で越冬していた蛹をペロッと食べました※。
イラガがいくら硬い繭で身を守っても、流石にキツツキの方が一枚上手なのですね。
イラガの生き残り戦略としては、もっと鳥が止まれないぐらい細い枝先に造繭してはどうだろう?
【追記】
後日、イラガ繭を割って中を見る機会がありましたが、ずんぐりした前蛹で越冬するようです。
映像で繭から引きずり出した時にビローンと伸びたように見えたのは虫体ではなくアカゲラの長い舌と思われます。
(関連記事→「イラガの繭を突付くシジュウカラ」)
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