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ホシツリアブ蛹の蠕動
2010年6月下旬
ヒメクモバチ(旧名ヒメベッコウ;Auplopus carbonarius)の育房から採集した謎の前蛹#8を飼育していたら、いつの間にか蛹になっていました。
この個体は採集時に繭を破ってしまったので剥き出しの状態で飼育しているのですが、怪我の功名で、変態の過程がよく分かります。
頭頂部に鋭い突起をもち、明らかにツリアブの仲間と分かります。
次第に黒化してきました。
蛹には剛毛が生えています。
様々な狩り蜂に寄生する天敵で、後にホシツリアブ(Anthrax distigma)と判明しました。
(つづく)
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