2010年7月上旬 気温25℃
森の中にある祠の北側の板壁でナメクジを発見。
ヤマナメクジ(Incilaria fruhstorferi)でしょうか。※
究極のスローライフを堪能するため、計40分の動画を20倍速の早回しでお届けします。
大量の粘液を分泌しながら前進し、這い回った跡が梵字みたいです。
頭部を左右に振り、板壁表面のコケを歯舌でこそげるように摂食しているのかもしれません。
途中で脇腹(頭部の直下)にある排泄口から脱糞するのでご注目ください。
移動するにつれ、尾端に糞塊が付着しました。
徘徊中の働きアリが体に触れるとナメクジは触角を引っ込めました。
撮影中にクロスズメバチの一種が軒下を探索飛行するも、ナメクジを狩ることはありませんでした。
※【追記】
『ゲッチョ先生のナメクジ探検記』p232によると、
「地域及び成長段階で、体色に変化が見られる。全国のヤマナメクジの種類が同じなのか違うのか、まだわかっていない。」
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