2026年5月中旬・午後13:00・晴れ
里山で山腹をトラバースする下草の生い茂った林道でツマキチョウ♂(Anthocharis scolymus)が低く飛び回っていました。
どうせいつものスジグロシロチョウだろうと思って初めは見過ごしていたのですが、翅先に黄色いワンポイントが見えたのでドキッと二度見しました。
ようやく花に留まった蝶にズームインしてみると、やはりツマキチョウ♂(Anthocharis scolymus)でした。
私にとって、年に1回見れるかどうかという春限定のレアな蝶なので、嬉しい出会いでした。
ヘビイチゴと思われる黄色い花で翅を半開きにしたまま口吻を伸ばして吸蜜しています。
ツマキチョウ♂が低空でヒラヒラと飛び回る様子を1/5倍速のスローモーションでまずはご覧いただき(@0:13〜1:14)、続いて等倍速でリプレイ。
動画の冒頭で、飛来したツマキチョウ♂が長靴を履いた私の足元にちょっとまとわりついたような気がしました。
安物の長靴を彩る派手なオレンジ色の模様がツマキチョウ♂にとって超正常刺激になり、誘引されたのかな?と妄想しました。
しかし冷静になって考えると、ツマキチョウの前翅の先端(翅頂)にある黄色い斑紋は♂にしかありません。
つまり同種内で雌雄を見分けるための模様になっているのです。(性的二型)
もしツマキチョウ♂が私の長靴のオレンジ色に反応したのなら、それは同種の♀だと誤認して求愛に来たのではなく、同種のライバル♂だと思って追いはらうために近寄ってきたことになります。
映像を見直すと、そんな感じではなさそうなので、私の思い過ごしでしょう。
この黄色い可憐な花を咲かせた野草は、いつもジメジメ湿っている林道という環境も考えると、おそらくヘビイチゴの群落だと思うのですが、似た種類もあるそうです。
念のために、後日に現場を再訪して、果実を調べて確認することにします。
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