2024年8月上旬・午後12:30頃・晴れ
里山の混交林にあるカモシカの溜め糞場sr2でトレイルカメラの保守作業をしていると、近くから重低音の羽音が聞こえました。
辺りを探すと、キムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
最近(強風で?)根こそぎ倒れたコシアブラの巨木がまだ生きていて、地味な花が咲いていました。
初めはハリギリの樹木かと思ったのですが、幹に棘がありません。
ウコギ科コシアブラの花序は、植物学的に「頂生の散形花序からなる散房花序状の円錐花序」で、同じ個体に雄花と雌花がつく雌雄同株です。
クマバチの顔色(頭楯の色)が黒かったので♀と判明。
吸蜜しながら花粉を集めているようですが、後脚の花粉籠は空荷でした。
周囲でジーー♪と単調に鳴き続けるエゾゼミ♂(Lyristes japonicus)の声がうるさくて、蜂の羽音が映像では聞き取れませんね。
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