2024年7月上旬・午後15:45頃・晴れ・気温30℃
二次林内の営巣地(セット)でニホンアナグマ(Meles anakuma)の幼獣aが母親♀の尻(臭腺、肛門腺)の匂いを背後から嗅いでいます。
別の幼獣bがその間に割り込み、自らの体を♀の尻に擦り付けました。
それと同時に、幼獣bは幼獣aに跨ると、背中(肩)に尻の肛門を擦り付けました。
幼獣同士の匂い付け(アロマーキング)は初見です。
アナグマは家族間で頻繁にアロマーキングを繰り返して、体臭を共有しているようです。
その匂いが渾然一体となって家族に特有の匂いが形成され、余所者や部外者との判別ができるのでしょう。
その点では、アリとかハチなどの社会性昆虫のコロニーと似ているかもしれません。
つづく→
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