2024年5月中旬・午後12:00頃・くもり
石がごろごろした河原の岸で、ハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)が水を飲んでいました。
石の隙間や水面から何か餌を摘み上げて食べ始めました。
その合間にも、川の水で繰り返し喉を潤しています。
やがて、喉袋(素嚢)が膨らんできました。(初めは膨らんでいなかった。)
もしかすると、固くなったパンなどの餌を持ってきて川の水に浸し、食べやすくしていたのかもしれません。
カラスが餌を持参したシーンを私は見ていませんから、水際で見つけた餌を食べただけかもしれません。
やがてハシブトガラスは身震いして水気を切ってから、下流へ飛び去りました。
最後に飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:48〜)
カラスは喉袋に貯めた餌を飛び立つ前に飲み込んでいて、喉袋の膨らみが無くなっていました。
つまり、巣で待つパートナーや雛鳥に給餌するための採食行動ではありませんでした。
今回は水浴行動を見ていません。
カラスの親鳥が水でふやかした餌を喉袋に詰めて巣に持ち帰り、雛に給餌したら、間接的に給水した(水分を与えた)ことになります。
それなら非常に興味深い行動だと思ったのですが、私の先走り(早とちり)でした。 @Perplexity AI
喉袋(素嚢)という用語については、ChatGPTに色々と教えてもらいました。
Wikipediaには素嚢(crop)と別にペリカンやウなどにある喉袋(gular pouch)が立項されています。
しかし解剖学的に別物であり、カラスに対してgular pouchを使うのは適切ではないのだそうです。
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