2024年4月下旬・午後13:55頃・薄曇り
峠道の歩道に沿って咲いたヒメオドリコソ咲いたウの群落でミヤマセセリ♀(Erynnis montanus)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
翅を広げたまま吸蜜しています。
とても小さな唇形花の開口部に口吻の先端を差し込むのに苦労しています。
少し飛んでは隣の株の花へ移動して、次々と吸蜜します。
性別は♀でした。
(ミヤマセセリの♀は)前翅表の中央部に白帯が現れ、(中略)前翅裏にある翅頂部近くの黄橙部は♂よりも広く顕著(フィールドガイド『日本のチョウ』p284より引用)ミヤマセセリは幼虫で越冬するらしく、この個体は春になって羽化したばかりの成虫♀ということになります。
ミヤマセセリ♀がヒメオドリコソウの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:15〜)
春風が吹いて風揺れに悩まされたのですが、スローモーションにすると気にならなくなります。
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