前回の記事:▶ 秋の二次林で採食するキジバト【野鳥:トレイルカメラ】
2023年12月中旬・午前6:45〜8:45頃・気温2℃〜7℃・日の出時刻は午前6:43
平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地を自動撮影カメラで見張っていると、日の出とともにキジバト(Streptopelia orientalis)の群れが登場しました。
初めはまだ暗いので、赤外線の暗視モードで撮影されています。
やがて明るくなると、自然光のフルカラーで録画されます。
2〜7羽のキジバトが散開し、落ち葉に覆われた林床を歩き回りながら嘴であちこちつついています。
この二次林で採食する他種の野鳥と違って、キジバトは採食中に落ち葉めくりを一度もしませんでした。
ということは、キジバトは虫を捕食しているのではなく、やはり種子食性なのでしょう。
アナグマの巣口R、Lを覗き込む個体もいましたが、巣内に侵入することはありませんでした。
キジバトの1羽が地上採食しながら尾羽根を扇のように大きく広げたのは、どんな意味があるのか気になります。(@x:xx〜)
ただの気まぐれなストレッチ運動かもしれませんが、近くに来ようとした別個体に対する牽制なのかもしれません。
ときどきカケス(Garrulus glandarius)も林内に登場するものの、混群と呼べるほどではなさそうです。
最後は何かに驚いたのか、キジバトの群れが続々と飛び去り、そして誰も居なくなりました。
キジバトの採食群がアナグマの営巣地にこれほど長居したのは初めてです。
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