2023年10月下旬
シーン0:10/20・午後14:16(@0:00〜)
シーン0:10/23・午後13:36・気温18℃(@0:04〜)
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。
新機種のトレイルカメラ2台を平地の二次林に設置し、ニホンアナグマ(Meles anakuma)の旧営巣地(セット)を見張っています。
シーン1:10/27・午前4:51・気温4℃(@0:08〜) 日の出時刻は午前5:56。
明け方はかなり冷え込むようになりました。
巣穴Rから外に続けて出てきた2頭のアナグマが林縁をうろついたり広場に座り込んだりしています。
やがて2頭は、相次いで右へ向かいました。
シーン2:10/27・午前4:52・気温4℃(@1:08〜)
別アングルで設置した映像に続きが写っていました。
左から登場したアナグマが地面の匂いを嗅ぎながら慎重に巣穴Lに入りました。
しばらく後に再び巣口Lから顔を出したところで録画が打ち切られました。
この個体の両目は左右均等です。
シーン3:10/27・午前4:52(@1:56〜)
1頭のアナグマがセットから右に立ち去ってしばらくすると、右からアナグマaが後ろ向きで林床の落葉を大量にかき集めながら戻ってきて、そのまま巣穴Rに搬入しました。
最近、冷え込みが厳しくなってきたので、越冬用の寝床(断熱性の高い巣材)を集めてきたのでしょう。
そのすぐ後ろからついて来た別個体bは落葉集めを手伝わず、仰向けに寝転がって、毛繕いを始めました。
ごろんと仰向けになった瞬間の股間を見ても、私には性別を見分けられませんでした。
乳首がないのは確かです。
両目の大きさは同じでした。
個体bが左へ歩き去ると、対面に設置したトレイルカメラの赤外線LEDが点灯しました。
シーン3:10/27・午前4:54・(@2:46〜)
なぜか林床で立ち止まっていたアナグマbが右へ立ち去りました。
戻ってこなかったので、巣材集めではなく、採餌に出かけたようです。
こんな低温でも造網性のクモが活動しており、レンズの手前を至近距離で横切りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
※ 落ち葉を掻き集める物音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
今回登場したのは計3頭だと思うのですが、個体識別ができていません。
冬越しに備えて丸々と太った幼獣またはヘルパー♂ではないかと想像しています。
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