2023年10月上旬〜中旬
シーン0:9/25(@0:00〜)
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
平地の防風林でスギの落葉落枝が積もった林床の赤丸で囲った位置にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場wbcがあります。
この画角では2つの糞塊が黒々と写っています。
画面中央やや左の糞塊が最大の溜め糞です。
実は、画面の左下外の死角にもう一つの溜め糞があります。
シーン1:10/3・午前3:35(@0:05〜)
深夜未明に単独で登場したタヌキが獣道で立ち止まってスギ林床の匂いを嗅いだものの、溜め糞場wbcには立ち寄らずに奥へ歩き去りました。
スギの根元で匂いを嗅いでから排尿マーキングしたようです。(@0:30〜)
右後足を持ち上げながら小便したので、♂と判明。
その後は戻ってきて溜め糞wbcの匂いを嗅ぎました。
しかし脱糞せずに手前に立ち去りました。
死角にあるもう一つの溜め糞に向かったようです。
シーン2:10/11・午後16:23(@1:06〜)日の入り時刻は午後17:11。
8日後の夕方に、おそらく幼獣と思われる3頭のタヌキがやって来ました。
初めの2頭abが溜め糞場wbcの匂いを嗅いで通り過ぎました。
しんがりの個体♂cがスギの根元で右後脚を上げながら排尿マーキングしたように見えたのですけど、どうでしょうか?(@1:06〜)
つづいて獣道の匂いを嗅いでから落ち葉に首筋を擦り付けて匂い付けしました。(@1:10〜)
イヌでも見られるこのような行動はローリングと呼ばれているそうです。
その後は興奮したように手前に駆け出し、仲間を追い抜いて行きました。
何の匂いに反応して興奮したのか不明です。
他の野生動物が獣道を通りすがりにマーキングしていった匂いに反応したのかな?
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正(モノクロ化)を施しています。
つづく→
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