2023年4月上旬・午後14:15頃・晴れ
山中の池でトウホクサンショウウオ(Hynobius lichenatus)の卵嚢を水中に見つけて撮ろうとしたら、水面を背泳するマツモムシ(Notonecta triguttata)が写り込んでいました。
黒いオタマジャクシを捕食・吸汁していたのに、撮影中の私はなぜか全く気づかずに中断してしまいました。
明るい日向での撮影では、カメラのバックモニター(液晶画面)が非常に見えにくいのです。
マツモムシの捕食シーンは珍しいのに、見過ごすとは痛恨のミスです。
せっかくですので、スロー再生してみましょう。
1/5倍速のスローモーションでリプレイする際に、1.5倍に拡大しました。
餌食となった黒い小さなオタマジャクシは、尻尾を振って必死に暴れています。
この獲物はトウホクサンショウウオの幼生ではなく、岸辺に産み付けられたヤマアカガエル(Rana ornativentris)の卵塊から孵化した幼生だと思います。
トウホクサンショウウオは幼生が孵化するどころか、胚発生も未だ進んでいません。
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