2022年11月上旬〜中旬
里山のスギ林道に残された溜め糞場sを見張る自動センサーカメラに写った夜行性野ネズミ(ノネズミ)の行動記録です。
夜な夜なランダム・ウォークで餌を探しているようです。
この地点では野ネズミへの給餌実験をしていません。
スギ林の林床に野ネズミの餌(木の実など)が豊富にあるとは信じがたいのですけど、繰り返し登場します。
画面右下の先に野ネズミの巣穴があることが後に判明します。
シーン1:11/8・午後19:04・(@0:00〜)
画面中央から下に向かって、林道をウロチョロ徘徊していました。
シーン2:11/8・午後19:07・(@0:20〜)
タヌキの溜め糞場sを素通りして、右に行きました。
シーン3:11/8・午後19:10・(@0:31〜)
落ち葉が敷き詰められた林道上をピョンピョン跳ねるように左に立ち去りました。
シーン4:11/12・午後22:38・(@0:43〜)
画面右から活動開始。
タヌキの溜め糞に近寄ったものの(@1:35〜)、糞の匂いを嗅ぐと嫌がって離れて行きました。
溜め糞に含まれる植物の種子を目当てに来たようには見えません。
映像をよく見ると、野ネズミが接近した途端に、ハエが溜め糞から飛んで逃げました。
シーン5:11/14・午後19:46・(@1:44〜)
画面の右エリアをうろついてから、右上に消えました。
シーン6:11/14・午後20:13・(@2:02〜)
右から登場した野ネズミが右下に消えました。
すぐにまた戻ってきて林床をウロウロし、再び右に消えました。
シーン7:11/16・午前1:11・(@2:34〜)
小雨がぱらつく深夜に、野ネズミがチョロチョロと右上に消えました。
シーン8:11/16・午前5:48・(@2:42〜)
野ネズミが右から左へ林道を走り去りました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
野ネズミが探餌徘徊しているだけで、見ている私も飽きてしまうのですが、少なくとも通年は全ての行動を丹念に記録するべきだと考えています。
いつどこで出没したか、という情報だけでも記録する価値があります。(登場時刻など)
素人目には退屈でも、いずれ観察眼が肥えてから見直せば何か新しい発見があるかもしれません。
次回から面白い行動(新奇の行動)が始まりますので、お楽しみに。
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