2022年10月上旬・午前4:13
雑木林の山腹を自動撮影カメラで監視しています。
冒頭シーンは明るい昼間に撮った現場の状況です。
画面の右上隅が泥汚れの付いたカラマツの根元になっています。
深夜に何かが高速で横切りました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみると、どうやらコウモリが低く飛来したようです。
その直前に謎の虫が左の斜面を登っていて、そのすぐ上を掠めるように一瞬遅れてコウモリが飛びました。
狩りを試みて失敗したのかな?
後半は斜面を徘徊するザトウムシの一種が写っていました。
赤い丸で囲んだ位置に注目してください。(@0:29〜)
細長い歩脚でヒョコヒョコと林床を歩いています。
ザトウムシは変温動物ですから、本来ならトレイルカメラの前を横切っても起動しないはずです。
たまたま恒温動物のコウモリが飛来した直後なので、ザトウムシの活動がついでに記録されていました。
コウモリがザトウムシを狩る決定的瞬間がいつか撮れないかな〜?と密かに期待しているのですけど、コウモリの超音波でザトウムシのような特殊な体型の虫を探知して狩ることができるのでしょうか?
トレイルカメラで撮影するようになって分かったことは、山林のどこに設置してもザトウムシが結構頻繁に写るということです。
その一方でクモ類は、造網性クモしか写ったことがありません。
夜の林床は徘徊性クモではなくザトウムシの天下なのでしょうか。
考えてみると徘徊性クモは視覚に頼って獲物を狩るので、完全な昼行性なのでしょう。
ザトウムシの飼育も一度はやってみたいと思いつつ、余力がなくて先延ばしになっています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。
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