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2023/03/09

タヌキの溜め糞が乾燥しても居残るオオセンチコガネとセンチコガネ

 

2022年9月中旬・午後13:15頃・晴れ 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が里山の尾根道に残した溜め糞場cを定点観察しています。 
この地点は日当たりが良いので、溜め糞の乾燥が早く進みます。
古い溜め糞が乾燥してザクザクした状態を経て、ほとんど土のようになっていました。 
「うんちレストラン」にハエ類は居なくなり、この日はオオセンチコガネPhelotrupes (Chromogeotrupes) auratus auratus)とセンチコガネPhelotrupes laevistriatus)だけが見つかりました。 
赤紫色のオオセンチコガネは、溜め糞場に穴を掘って潜り込もうとしているのか、耕すような動きをしていました。 
一方、右に居た藍色のセンチコガネはじっと静止しています。 

遠足に来た子供たちが私の後ろから賑やかにやって来ます。 
狭い尾根道で通行の妨げにならないように、撮影を早々に打ち切って先へ急ぎます。 

その代わり、糞虫を2匹とも手早く採集して持ち帰りました。 
後で時間のあるときに、標本の写真を撮って載せるつもりです。 
体長と性別を調べること。
左:オオセンチコガネ、右:センチコガネ

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