2022年9月上旬・午前16:25頃・晴れ
街なかを流れる殺風景な川で3羽のカルガモ(Anas zonorhyncha)が、あまり見たことのない採食行動をしていました。
西日に照らされた岸辺に集まっています。
小石だらけの浅瀬で横並びの隊列となり、下流に向かってゆっくり歩きながら、水中に嘴を差し込んで採食しています。
川底の藻を食べたり、砂利の中に潜む水生昆虫を捕食しているのでしょう。
この川には目視できるほど大量の藻は繁茂してはいません。
採餌行動によって川底から泥が湧き上がっても、すぐ下流に流されるので、目の前の視界が遮られません。
…と思ったのですけど、それなら上流に向かって遡上しながら採食する方が良さそうです。
遡上しながらの採食だと舞い上がった泥が口の中にどんどん入ってしまいそうです。
…それはそれで好都合じゃないかという気もしますし、採食時の方向はあまり大した意味はないのかもしれません。
水深が少し深くなると、カルガモは川面に浮いて下流へ泳ぎ去りました。
遊泳中は採食しませんでした。
横の堤防路から見下ろすように撮影しているのに、私の方へどんどん近寄って来ます。
街なかのカルガモはだいぶ人馴れしているようです。
給餌するヒトがいるのかもしれません。
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