2022年9月上旬・午後23:22・雨・気温22℃
里山のスギ林道にある溜め糞場sを監視カメラで見張っていると、雨夜にニホンアナグマ(Meles anakuma)が右から登場しました。
スギ大木(胸高直径60.5cm)の根元の匂いを嗅ぎながら後足で立ち上がり、少し高い位置の匂いを嗅いでいます。
実は5日前に通りかかったヒト(匿名希望の誰かさん♂)がそこで立ち小便をしたので、アナグマは知らない匂いに興味を持ったのでしょう。
尿で匂い付けした位置がアナグマにとっては高いので、おそろしく巨大な謎の動物が縄張り内の溜め糞場でマーキングしたと思ったことでしょう。
しかし特に恐ろしがる素振りはありません。
スギの木の下でさっと腰をかがめただけでした。
肛門腺や臭腺を下草に擦り付けるスクワットマーキングだと思うのですが、もしかすると少量の尿を排泄して匂い付けしたのかもしれません。
アナグマがスギ木立に逆立ちしながら排尿して、ヒト♂の立ち小便跡よりも少しでも高い位置におしっこを引っかけて縄張りをアピールするかと期待したのですが、私の予想は外れました。
この個体は顔にうっすらと黒い縦縞が見えます。
今回は溜め糞場で排便せずに、左へ立ち去りました。
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