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2022/12/10

民家の外壁や軒下で営巣候補地を探索するオオハキリバチ♀

 

2022年8月上旬・午後16:10頃・晴れ 

堤防路のすぐ外側(川裏)に建つ民家の外壁や軒下の周囲をオオハキリバチ♀(Megachile sculpturalis)が飛び回っていました。 
腹部下面のスコパは空荷ですけど、腹端が尖って見えるので♀と分かります。 
モルタル外壁の隙間を物色するように飛び回っています。 
次は、雨樋から降りてくる排水パイプがある建物の角の辺りを重点的に物色していました。 
本種は借坑性なので、営巣地となりそうな隙間や穴を探しているようです。 

隙間だらけの木造住宅がほぼ絶滅した現代では、オオハキリバチの世界も住宅難なのでしょう。
関連記事(9年前の撮影)▶ 生垣の竹筒を物色するオオハキリバチ
樹洞がある立派な庭木や生け垣を支える竹筒とかも今や滅多に見つかりません。 
運良く営巣地が見つかったとしても、その後でオオハキリバチ♀は巣材となる樹脂を平地(住宅地)のどこから調達するのでしょうか? 

オオハキリバチ♀の営巣候補地探索飛翔を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@0:44〜)
とにかく「穴があったら入りたい」ようですが、目星をつけた軒下や外壁に着地しかけてもすぐに飛び立ちます。

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